科学雑誌を見て、理数科目の勉強をしよう!

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科学雑誌ニュートンの歴史

最高発行部数40万部という記録を持つ、科学雑誌の先駆け

ニュートンTLTソフトを監修している企業という話になると、これを聞いて特定の分野に精通している、もしくは興味を持っている人はすぐにどこが提供しているのか理解できるだろう。まさかとは思うが、万有引力を提唱した『アイザック・ニュートン』が編集長を務めているといったユニークすぎる発想をする人はいないだろう。名前を拝借していることを考えれば、ニュートン本人のようにこれからの科学技術に対して研究して行く事を目的としている、そんな理念を想定して現在も活動を続けているのが『ニュートンプレス』という出版社だ。こちらの企業の名前を聞いて一番に閃く発行物としては、この日本において非常に有名な科学雑誌である『Newton』を、大半の人が思いつくだろう。便宜上カナ表記で記載していくが、カタカナで書かれている方がしっくり来る印象を持てるのは日本人独特、といったところなのかもしれない。

この科学雑誌であるニュートン、現在も読者は非常に多くいるだろう。また購読していなくても、潜在的に読みたいと思っている人、もしくは内容こそ科学に突出している内容のため読むことを敬遠している人もいるかもしれないが、此方は日本の科学雑誌の中でもその地位は確固たるものとなっている。他にも有名な雑誌は幾らか存在しているが、1981年に創刊してから過去最大の売上としてなんと40万部という記録を樹立しているのだ。雑誌、しかもテーマが科学技術というものに焦点を絞っている辺りがみそだ。興味は持っていても実際自分が勉強するとなったら科学なんてまず触れることはないという人もいるだろう、でもこの雑誌はそうした人達がいて出版業界が長年続く不況の中、既に30年以上発行し続けているのを考えれば、大したものだ。無論ニュートン以外にも子供を対象とした科学雑誌が戦前から発行されているなどの歴史を持っているものもあるが、一般的な部分で考えるとニュートンは親しみを持って接することが出来る科学雑誌だろうと、筆者は分析している。

確かに当誌面の内容には、日常生活においてあまり使用する事のないテーマを掲げている事がある。それを普段から考えて生活している一般人、というのは中々いないだろう。職業柄どうしても精通している人や学ばなければならない人などを除けば、多くの人が科学に対しては最低限の知識しか持っていないはずだ。そもそも、科学について考察して行くと分かるのがその原理を理解するのが、非常に難しいということである。それでもここまで長期間雑誌を発売し続けていられる人気はどこから来ているのかというと、内容が例え難しいこととして作成されているわけではなく、一般の目線で編集されているのが最大の特徴だ。

文章の明瞭さと視覚を通じて理解度を深めることが出来る

雑誌ニュートンが長年科学技術に精通しているプロ、または科学に対して底知れぬ興味関心を持ってファンとして応援し続けている人達から愛されている理由は、

  • 難読な言葉で構成されてしまいがちな科学分野の内容を、一般的に分かりやすく解説している
  • 言葉で説明しても理解できない原理を、イラストや写真を通じることで理解できる

この二点が科学雑誌ながら高い人気を獲得し続けている証拠でもある。それでも内容は決して特別優しいわけではないのを追記しておく、科学を簡単に分かりやすく分解できるところまで出来れば誰でも開発と理論を提唱できてしまう。それでは根底にある科学としての価値観が揺らいでしまいそうだ。

内容の例として、現時点で最新号となっている2014年9月号を取り上げて考えてみると、その表紙の特集には日常生活において意識しなくても、自然とその原理に触れている『ベクトル』について解説している。ベクトルという言葉を聞いた事はあるだろう、単純にいえば『何かが向かう方向』として使用している人も多いだろう。しかし数学や物理学としての分野においてベクトルとは、『大きさと向きを持つ量』という意味で用いられている。確かに意味としては異なっているのが理解できるだろう。単純に向きだけを意味しているベクトルとして使い方ではなく、理数学としてのベクトルとではある一定の物が持っている大きさと向きを示し、そしてそれらは矢印の方向によって質量と方向を図式として表せる。そんなベクトルがどのように科学などで用いられているのかを紹介して行くのが、このニュートンを通して知ることが出来る。

これでもかなり分かりやすいほう

ベクトルという言葉を聞いてとある小説の、超無敵系ダークヒーローの能力を連想する人もいるかもしれないが、それはそれとしても中々ベクトルというものを普段の生活で考える、という人はいないとみて良いと思う。よほどベクトルについて研究しなければならない、また応用を学ぶ事ができずとも基本的な意味を理解しておきたいと思っている人もいるだろう。そうした人達からしても、ニュートンの内容を分かりやすいものとなっている、こうした誌面の簡略化によって読者層を増やしていっている。

科学を取扱っているんだから難しいんだろうと思っている人もいると思う、ただ科学雑誌という点を取り上げて考えれば内容は非常にシンプルに、そして判りやすく構成されている。これも全て編集部の努力が功を奏したと、そう話すことは出来ないのが世の中というものだ。実はこの雑誌には内容とデザイン、中身の明瞭化については実は同じ科学業界で有名な雑誌を参考にして作られている。