科学雑誌を見て、理数科目の勉強をしよう!

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モデルとなったナショナルジオグラフィック

ニュートンは、この雑誌を参考に創刊された

ニュートンという雑誌の内容を見て思ったこと、それは内容がかなり日本人からしても分かりやすい内容になっていることだ。科学に対して興味を持っている人はいると思う、しかし専門用語まみれの文章を見ても、単語の意味や業界内で使用されている研究内容を調べることから始めると雑誌を読み勧めている時間がなくなってしまう。それでは折角買ったのに内容を理解できないのでは本末転倒といってもいいような状態になってしまう。買ったのだから一般的に見て分かりやすい内容に、そして人の視覚という点で印象に残りやすいものにするといった工夫が所処で見受けられる。だからこそ野人気というわけなのだが、そんなニュートンもモデルとなる雑誌があったこそ創刊したものだ。

その雑誌とは世界的に見て非常に有名な科学雑誌であり、業界としても内容が非常に分かりやすく評判を集めており、科学雑誌というよりは学術雑誌とカテゴライズした方が分かりやすいかもしれない。科学としてはもちろん、人類学や地質学、歴史に文化といった点についても作中では文章とイラストで分かりやすく解説している雑誌の『ナショナルジオグラフィック』というものがある。この雑誌の創刊そのものは何と19世紀後半となる1888年から発行しているという、現時点までの事を考えると非常に歴史の古いものとなっている。この雑誌が発行しているのは非営利団体となっている『ナショナルジオグラフィック協会』が作り続けており、その内容は世界中に科学者や科学ファンという、知的好奇心から来る探究心を持ってして世界最先端の情報を求めている人の心を潤している。

そんな魅力溢れる雑誌であるナショナルジオグラフィックについて、ここで考察して行こう。

雑誌の起源から現在までの歴史

まずは歴史から話をしていこう、この雑誌は19世紀から発行が継続しているというのも大変凄いことだが、他にも協会がまだ発足してから1年という節目を迎えていないにも関わらない時期から創刊したというのも驚きだろう。売れるかどうかも分からない、雑誌が世間に容認されるかどうかを全くの未知数となっている中でこうした取り組みは中々に勇敢なところだ。もしかしたら可能性としてありえると

根拠がどこかにあったのかもしれない、そしてそれは2014年という21世紀にまで存在しているのが確かな証拠だ。1世紀以上を股に掛けているだけでも、この雑誌が学術雑誌として世界でどのように評価されているのかは言うまでもない。

またナショナルジオグラフィックの登場によって、それまでどうしてもお堅いイメージしかなかった学術雑誌を革命したのも、この雑誌だ。具体的にどの点を思いっきり改良したのかというと、それは現在のニュートンにおいても参考とされている『写真と絵を用いて説明している』ということだ。これにより文章だけで専門家しか理解することができなかった内容を、一般の人でも興味が持てるように誌面を改良したことにより発行部数は伸び、勢いは伸びていくことになる。

ただそうした中で問題になったのが、雑誌内で用いられる写真について肖像権や著作権といった問題に度々抵触してしまって訴訟を起こされてしまったという、苦い歴史を抱えている。知識の探求には仕方のないところだと述べることも出来るが、どこかやりすぎてしまったという一面が押し出されてしまったからこそ、余計に見過ごすことが出来なかったのかもしれない。

誌面の特徴

もう少し詳しく誌面について考察してみようと思うが、ここでは主に『記事』と『写真』、『地図』という三つの点から分析していこう。

記事について

まずは記事についてだが、内容はあくまで中立的に表記することを気をつけており、さらに自然地理学と人文地理学、またなるべく政治色が出ないように文化へと焦点を当てて話を展開して行く、誰か一人が一方的に得をするような偏見的なものにならないように配慮して作成されている。発行されていた時代の中には世界大戦、または冷戦期という複雑な時代も経験していることから、国に配慮しての内容にしなければならなかった。

その後現在では主に地球環境に関する記事を特集することが多くなり、時に鉱物学や考古学といった地質的な面で特集を組む事があるなど総合的な学問という面で、雑誌を盛り上げていった。

写真はなるべくいいものを

次に写真についてだが、写真が用いられるようになった頃から出来るだけ品質の向上を目的として良質なものを使用するようにしていたという。もちろん当時はカラー写真なるものはまだ普及していなかったのでモノクロからのスタートだが、それでも当時の書籍という区分ではかなり先駆的なモノであった事は断言できる。こうした誌面での写真利用はその後も続き、他雑誌にも影響を与えながら時に写真コンテストを開催するなど、イベントを企画することもあった。最近では写真に特化した雑誌も登場するなど、学術的な内容を補足するために応用された写真から、独立して写真だけを専門的に扱った雑誌まで登場するようになった。

地図もあくまで補足として

ナショナルジオグラフィックには写真以外にも、内容を補足するという意味合いで地図が用いられることもあった。初期の頃は自前で作成した地図を載せていたが、それが時にアメリカ合衆国が使用するといった動きを見せるなど国としても利用価値があるものとして見られていたときもある。尚こうした地図の数々は、ロンドンのチャーチル博物館で展示されているなど、歴史的価値があるとして評価を受けている。