科学雑誌を見て、理数科目の勉強をしよう!

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最先端の科学を知る、Natureダイジェスト

世界的に有名な科学雑誌

ニュートン、ナチュラルジオグラフィック、子供の科学、天体ガイドと科学雑誌について特集しているが、業界全体として考えてみるとそれらが決して広い意味で認知されているわけではない。ニュートンを始めとした総合的に科学分野に対しての情報を扱っているときもあるので内容は多岐に渡っている、だがそれも日本国内においての知名度によるところだ。世界としての尺度で考えると日本で発行されている雑誌が評価されているとは一概に言えない。では世界的な尺度で考えた際、どんな雑誌が広く科学者達に知られているのかを調べてみたところ『Natureダイジェスト』という雑誌がある。

こちらの雑誌で組まれている内容は最新の科学に関する論文が掲載されており、業界最先端で活躍している学者達にとって知っておかなければならない情報などが組まれているなど、まさに世界の各機関で現在も研究に研究を重ねられている過程を把握できる。専門家からすれば必読とも言えるものだろう、もちろん一般読者として閲覧することも出来るよう、此方は雑誌としてではなく電子書籍として発行されているのを見ると、一般層向けの内容とは少し言いがたいかもしれない。ニュートンと違っていえば、科学者のための教科書、もしくは指南書といったほうが近いかもしれない。

掲載されている内容について

Natureダイジェストに掲載されている記事には、学会で発表されたばかりの論文が掲載されている他、業界において一際面白いとされている記事、また最新の科学情報、科学を取り巻く社会情勢、そして世界各国が行っている科学政策といった、例えばここ日本だけに限定されない世界各地における科学がどのように進歩しているのか知る事が出来るのもこの雑誌の特徴でもある。注意点として、この雑誌は日本で発行されているものではないので、内容はその国の学者が発表した言語で作成されている。といっても、大半が公用語として成立している英語となっている、それは日本人科学者も英語で作成しているらしいので、学者として活躍するにしても語学が重要なんだなぁとしみじみ思ってしまう。

ただ英語の論文を読めというのは専門家ではない、一般人からすれば非常に酷な話だ。英単語として使用される専門用語を翻訳するというのは、中々骨が折れる作業だ、そのため一般読者でも読めるように翻訳家さんらが活躍して何とか誰でも読もうと思えば読めるように日本語へと変換されているので、感謝の意を示しておこう。科学という分野での英文翻訳がどれ程大変なことなのかと思ってしまうのは余談だ。

最新号の内容が興味深い

Natureダイジェストの日本語訳のデジタル書籍が発行されている、ただ内容を閲覧するとなった場合会員登録して指定の金額を支払わなければならないので、誰でも気軽に見られるわけではない。まぁそもそも内容が明らかに専門家向けに特化したものという印象が強いのであれだが、最新号の目次を見てこれはちょっと読んでみたいと、そう思わせる特集が組まれている事がある。2014年8月に発行された最新号において、長年触れた人もいるのではと思いたくなる疑問について徹底的に分析したテーマがある。それは『タコの足が絡まらない理由』というものだ、タコの足を見て誰もが思ったことだろう、あの触覚交じりの何本もある手がどうして一度も絡む事無く持続しているのかと、子供ながらに質問した人もいるのではないだろうか。こう提言されてみて初めて思うが、確かにタコの足がどうしてアレだけうねっているにも関わらず絡まらないのは何故か、その理由を触椀を実際に切断してどのように機能しているのかを紹介している。

この時点で興味を持った人が論文を見るしかない、こちらも日本語訳されているので事前に購読依頼を掛けてお金を払う手続をしていれば、誰でも気軽に読むことが出来る。世界最先端の情報を邂逅することが出来る、それだけでもかなり敷居の高い雑誌だというのは分かっていただけるだろう。にも関わらず、どうやらタコの足が絡まない原理というのはようやくその原理を掴むためのヒントが与えられる。時代は進化しても、21世紀になってもいまだにタコの足が絡まない理由はこれまで分からなかったということを含めたら、こうしたちょっと意外な情報を知るという意味でも面白い。

科学として様々な情報を閲覧できる

タコの足も面白いが、そのほかには土星の輪の中で新たな天体が形成されている、撲滅したはずの天然痘の未来的脅威、地平線がもたらす基礎物理学的観点から見た複雑性などなど、天体に医療、さらに物理学といった科学というカテゴリーに当てはまる様々な学問を対象とした最新の研究データが閲覧できるので、医療関係者、天文学者といったような人々もこちらの雑誌を利用することで、多くの情報を収集できるようになっている。

科学雑誌として考えると、内容は選り取り見取りとなっているので内容は少し難しいが、時に自分の知的好奇心がこの論文をは一度見ておかないと後悔する、そう感じるような研究が掲載されるときが来たら購読してみるのもいいだろう。最新の科学世界を垣間見ることが出来る貴重な雑誌、Natureダイジェストというまさにタイトルの通りに業界を簡潔に傍観できるようになっている。