科学雑誌を見て、理数科目の勉強をしよう!

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天体は夢を見れる、天文ガイド

星は誰が憧れる親しみあるもの

この原稿を書いている時期は丁度8月となっているが、この時期は何かと流星群などが確認されてメディアでも取り上げられるほど賑わいを見せるときがある。星を見ることが嫌い、という人は中々いないと思うが、ロマンを見すぎてしまうとちょっと現実的にどうなんだろうという部分もあるが、単純に視覚的な映像として捉えているだけなら、問題ない。星、またはその先の宇宙に対して夢を見ていたという、空想は子供の頃誰もが描いていたものだろう。筆者も空の向こうを見てみたいと今でも思っている、天地がひっくり返れば真っ逆さまでいけるのだがそれはそれでパニックどころの話にならない展開になるので、一先ず区切りをつけておく。

天体、天文学は科学系の学問として認識している人も多いだろう。ニュートンでも時には星を越えた宇宙という存在を特集しているときがある、ちなみに7月28日には宇宙について特集している別冊ムック『宇宙について知りたい68項目』という雑誌が発売されるなど、科学雑誌において永題ともいえる不滅のテーマだ。どんなに研究しても地球という天体から測れる星の数など微々足るもので、それらすべてに夢を馳せている科学者も多いことだろう。そんな天文学については世間一般目線でも関心度は軒並み高く、専門誌として発行されている度合いは科学雑誌として考えればかなりの数が発行されている。その中には天体観測をするときのガイドなどを特集している雑誌を含めれば、この日本に発行している、もしくは発行して現在は休刊・廃刊している雑誌を含めると実に9誌もある。

今回はその中でも一般向け天体雑誌の中でも老舗となっている『天体ガイド』について話をしていこう。

天体ガイドの歴史

この雑誌が創刊したのは1965年という、丁度高度経済成長期真っ只中で経験している日本において生まれたものだ。この頃には東京を含めた都市部においてまともに星を見れなくなるほど大気汚染にビル軍の乱立、常灯している街路などによって星の光を肉眼で見る事が難しくなっていたことだろう。わざわざ郊外に出向いてみることも出来るが、手軽に星について勉強できるということで本雑誌は創刊された。雑誌のテーマとしても、

初めての人にも良く分かる月刊天文雑誌

と銘打っていることが理解できる。それまで星に対して何ら興味がなかったが、これからは星に対して夢を見るのもいいだろうと天体観測を楽しむための秘訣を初め、業界における天体学の最新情報なども特集しているなど、初心者だけでなく知識を有している人にも専門記事を特集しているなど、幅広い読者層を構成して人気を博すこととなる。天体雑誌としてかつては9誌も存在していた、また日本語以外にも海外で発行されている雑誌を含めたら10誌以上も存在している。それを考えるとどれを読んだらいいのか分からなくなりがちなので、今となってはこうした人気をインターネットで図ることが出来るようになったのは、ある意味ありがたいこととして受け取って良いかも知れない。出版部数にしても過去を含めてこれまで8万部は発行しているという。業界としての数字を見れば決して多いとは言えないのかもしれないが、根強い人気からファンによって長年支え続けられている。

内容は非常に多岐に渡る

そんな天体ガイドの中身についてだが、天体観測だけでなく専門家目線からしても最新の情報を掲載しているので、読者層はプロ・アマ問わず多いのが本雑誌の特徴だろう。ニュートンや子供の科学でもそうだが、科学雑誌は子供でも大人でも読み込もうと思えば読み込める内容となっているのが一番の特徴なのかもしれない。そしてこの天体ガイドで普段から掲載されている記事として、

  • とある月の星空模様
  • 天体観測におけるガイド
  • 読者投稿ページ
  • 定期連載記事

といったように様々な専門家やライターがこぞって参加しているほか、天体観測を好んでいる一般読者参加型の記事まで用意されている。中でも読者参加型には主に星空の写真などが掲載されているが、その出来がプロ顔負けと評価している人もいるので、評判としては上々となっている。

これから天体について勉強しようと思っている、もしくは今まさに勉強している最中なのでもう少し詳しく解説してくれる雑誌を求めている、という人には天体観測のお供にはこちらとも前評判の付いている天体ガイドがお勧めだ。科学雑誌としてもそれなりに知名度を持っているので天体観測をする前の勉強には欠かせない雑誌だ。